とてもいい興行でした。
以上、一般の方向けの日記終了(ぉ
意味も無く長文でキモい文章を読みたいという特殊な方は下記をクリック。
田上ええぇぇぇ!!
もうね、10年ほど前から田上ファンだったわけですが、今日のためだったと思いますよ。
会場中が一体となって田上を応援。ありえない光景でした。
私はプロレスをちょっとばかし長く見てますので(それでもまだ語れるほどではありませんが)、斜めに見ちゃうことがあります。
どんな試合でも「こっちが勝つんだろうなー、流れ的に」なんて考えちゃうんですよ。どっちかを応援するってことはほとんどないんですね。
これを人によっては八百長とか簡単に片付けちゃうわけですが、プロレスはそんなに奥の浅いものじゃなく・・・まぁこれについて語ると長くなるので割愛。
そして今日のメイン、王者力皇vs挑戦者田上の試合は、まず力皇の勝ちだと思っていました。
・力皇は「絶対王者」小橋からベルトを奪い取った。そう簡単に負けるわけにはいかない
・次の挑戦者として「力皇が勝ったらオレが出る」と秋山が宣言
・田上は前回の興行でファンの後押しがあり挑戦者になったが、全盛期はさすがに過ぎている
・力皇はこれからのNOAHを引っ張っていくであろう選手。今はいろいろな選手とシングルで試合をさせるべき
要するに田上には、アニメなどで言うところの「死亡フラグ」がばりばりに立っていたわけです。
まぁ負けるだろうなーと。正直。
ただ今回は、純粋に田上を応援したんですよ!
多分負けるだろうなと、でも勝って欲しいと、ホントに久しぶりに応援したんですよ。
それだけに、まさかまさかの大勝利には・・・感動。ただただ感動でありました。
しかし、メインまでの流れが凄かった。
休憩前の第4試合、秋山・越中vsみのる・丸藤。どの興行でもメインになれる試合。
4人が4人、曲者であり自分を知ってます。暴れまくる越中、痛めつけるみのる、バイプレイヤーでありつつ自分を魅せる秋山、そして唯一のジュニアであることを自覚しできる仕事をきっちりこなす丸藤。
これ、今年のベストバウト上位に入るわ。試合が終わったときにそう思いました。っつーかこれが休憩前ってどういうことよ。
第6試合、小橋・潮崎vs健介・中嶋。
現在と未来を感じられる試合でした。中嶋クンの将来はもちろん楽しみなんですけど、潮崎も負けずに頑張って欲しい。
しかしまぁ、小橋と健介は熱いなぁ(笑)
第7試合、三沢vs天龍。
衰えを感じたのは事実。でも、こんな試合が他の選手にできるか、と。年輪だよね、やっぱ。
最後、三沢が決めに行った瞬間が全てだと感じましたわ。
この時点で、そーとーお腹一杯。
そして残るセミとメインには、若干の不安を感じてました。内容に。
さすがにここまでの試合を見ちゃうと、満足度が落ちちゃうんじゃないかと。
そんな流れで始まった第8試合、ヨネ・森嶋vsKENTA・柴田。
試合前の注目は柴田だったわけですが、最終的に「もっていった」のは森嶋。これが覚醒だと信じたいところ。
あの裏投げとバックドロップは説得力あるわ。体付きについてはいろいろ言われるだろうけど、もうそのままでもいいような気がしてきた(ぉ
いやいや、いい試合でした。内容ではなくフィニッシュで。
そしてメイン。いよいよ流れがやばいです。
心配で心配で。田上に対する期待よりも、力皇に対する心配のほうが勝っちゃって。
なんせ力皇の最近の試合は・・・ちょっとね。
がしかし、実際は前述の通り、大感動な幕切れですよ!
力皇は完全にアウェイ。場内完全に田上の応援。そして田上、怒涛の勝利。
試合内容を冷静に考えると、いい試合だったとは言えないかも知れません。
ただ、プロレス的にもう最高でした。これだからプロレス観戦はやめられません。
きっと田上は次か次の次ぐらいで負けることでしょう(ぉ
でも今は「チャンピオン田上」に感動したいと思います。やほーい。