いろいろありまして、胃カメラを飲んできました。
もうね、二度とやりたくないです。
忘れないうちに、ここに記録を残しておきます。
前日の21時までに食事を済ませる必要があったのですが、18時ごろに軽く済ませました。
そこから水のみ。まぁ、普段から小食の私には楽勝。
当日午前6時、コップ1杯の水を飲む。美味かったです。
午前10時、病院へ。
待合室に、4人ほど同じ境遇の人が。明らかにみんな緊張してます。
そして私は運悪く順番が最後でして。くらーい顔をして退室する姿を見せられて、どんどんイヤな気分になってしまいました。
さて、いよいよ自分の順番です。
最初に、食道を綺麗にするという薬を飲んだわけですが・・・
もう、この時点でギブアップ気味でした。
というのも、この薬が凄まじくまずい!! 塩味なんですが、やや苦味もあり、飲みにくいことこの上ない。
量は紙コップ半分ほど。時間をかけてもいいので全部飲むように言われたので、そーとー時間をかけてなんとか飲み干しました。うげぅ。
続いて、麻酔のゼリー。喉の奥に入れて、4分飲まないでおくそうです。
これは柑橘系っぽい味で、それほど苦にならない・・・と思っていたのは3分ほど経過するまででした。
喉の奥に入れたままにしていたわけですが、徐々に麻酔が効いてきて、感覚がなくなり・・・そのまま食道か気管かにゼリーが勝手に流れ、一気に嗚咽感が!
咳き込み、吐き出しました。そして襲いくる虚脱感。うへぅ。
次はスプレー状の麻酔。これも喉の奥に直接かけました。別になんてこと無かったです。
続いて、肩に筋肉注射。
最近どうも注射には慣れたらしく、「痛いですよー」って言われましたが、それほど痛くなかったです。
そしてそして、奥の暗めの部屋に通されまして、横を向くようにベッドの上へ。
目の前には胃カメラが。不気味に先っぽが光っております。太さは・・・単三電池ぐらい? 思ったより太いかも知れない。
最初は目を閉じて終わるのを待とうとしていたのですが、どうも目を閉じると自然に力が入ってしまうそうで、遠くを見ているように言われました。
モニタを見ても良かったのですが、眼鏡を外していたし、見て気分が悪くなったら最悪なので、ヤメました。
さて、マウスピースをくわえさせられ、いよいよです・・・
最初は麻酔のせいもあり、ホントに何にも感じなかったんですよ。
しかし、突如嗚咽が。めっさ気持ち悪い。やばい。
「はい、ここがいちばんツライところです。太いうどんを飲み込むようにしてみましょうか」
頑張りました。うまくいったかどうか分かりませんけど、先に進みました。
しかし、とにかく喉に違和感があり、気持ちが悪い気持ちが悪い。息も苦しい。
一旦そこで止まり、慣れるのを待つとのことで、深呼吸を繰り返しました。
「では、先に進んでも大丈夫そうでしたら教えてください」
どういう状況が大丈夫なのか分かりませんでしたが、さっさと終わらせたいという気持ちだけで、軽く首を縦に振りました。
先が、徐々に奥に進んでいく感じが分かりました。喉の違和感は残ったままでしたが、確かに慣れたのか、最初ほどではなくなってました。
ここから何分だったのか、自分では長く感じたんですが、10分ほどでしょうか。胃から小腸までを撮影した後、無事に終了し、抜き取りました。
「はい、お上手でしたよー」
何を持ってお上手なんだか分かりません。
終わった後もしばらく放心状態というか。喉の違和感が残ったままでした。
その後、諸注意を受けました。
まだ麻酔が効いているので、1時間ほどは唾も飲み込まず全部吐き出し、1時間ほどしたらうがいをしてみて、大丈夫だったら飲食してもOK、と。
ということで、私の胃カメラ体験でした。
あ、結果ですが、胃炎があったものの腫瘍のようなものはなかったそうで。まずは一安心。
とにかく、もう二度とやりたくないですわっ!